WHISTLEBLOWER ARCHIVE — CASE No. SGHC-2026-16
コモロ諸島の偽造免許、無効なSWIFTコード、そして裏社会に流される偽造カード。 日本人投資家から集めた推計60億円(約4,500万米ドル)は、いま誰の手にあるのか。 裁判所判決文 [2026] SGHC 16 と内部資料とともに、その全容を記録する。
FOUR ALLEGATIONS
疑惑 01
FPBMが掲げる銀行免許は、人口の少ないコモロ諸島の偽のライセンスのみ。国際的な銀行業務は一切認められていない。SWIFTコード(FOPMKMK1XXX)もbank-code.netで「無効 — 使用すべきではない」と警告されている。
疑惑 02
年利4〜8.5%の高金利定期預金を謳い顧客資金を集金。暗号資産での入金とVISAデビットカードを提供。しかし古い顧客への配当は、新規顧客の入金から支払われている疑い。預金総額約60億円。
疑惑 03
VISAやMastercardの発行権も提携銀行もないFPBMは、ラオスの共同開発銀行(JDB)に顧客無断で口座を開設。JDBカードのICチップデータを偽の「Forbesカード」にコピー。2025年4月のマラッカ捜査で227枚のJDBカードと加工道具が押収。
疑惑 04
裁判で提出された株券・役員証明書は、肝心の名義人部分が黒塗り。未修正の原本からは、英領バージン諸島の「Y System Corporation」を介した日本国籍の「ユキ・ウジタ(氏田 侑希)」1名による支配構造が浮かび上がった。
TIMELINE
2018
モナコに本店を構えると宣伝。ビットコイン預金やカードの利便性を宣伝し、余剰収入を求める日本人投資家を惹きつけ始めた。
2018 — 2025
設立以来、JDBカードのICチップデータを偽のForbesカードにコピーする作業をマレーシアで継続。日本の「ブラックマーケット(裏社会)」向けに流通させていた。
2020.01
2020年1月21日時点の取締役会は「マーク・スティーブン・ナッシュ」と「タカト・フナツキ」の2名で構成されていた。
2020.12
2020年12月23日時点では、取締役会は1974年生まれの日本国籍「ユキ・ウジタ(氏田 侑希)」1名のみとなった。
2025.04
227枚のJDBカード、2枚のForbesカード、レーザープリンター、グルーガン、現金を押収。警察は「日本の裏市場向け」と発表。
2026
原告デビッド・マックス・ピエール・メズラヒド氏が「創設者の一人」を主張し9,300万ユーロの債権を請求。黒塗り資料の原本開示でウジタ氏の支配構造が判明。裁判所は原告の主張に疑問を呈した。
NEWS REPORT — The Evening Leader
「The Evening Leader」はFPBMの実態を追った。コモロ諸島の偽ライセンス、無効なSWIFTコード、ポンジ・スキームの兆候、そしてカード偽造の全容を報じた。
出典: The Evening Leader — Forbes Private Bank Monaco 調査報道
LEAKED DOCUMENTS — 宣誓供述書抜粋
TESTIMONIES(※内容は取材に基づく再構成)
「退職金の半分、1,200万円を預けました。年利6%との説明に納得。配当は最初の3ヶ月だけ。いまは連絡先の番号も使われていません」
「ビットコインで入金してVISAカードが届きました。しかしATMの明細に見知らぬ外国の銀行名(JDB)が表示されたのが最初のおかしさでした」
「紹介した友人にも責任を感じています。『モナコのプライベートバンク』と説明を受け、約60億円が集まったという話でした」
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